ヘリオ彫刻機用:可動式バーカッター(特許出願中)ご紹介
2013/03/13 12:36






シリンダー(ロール)を彫刻する際、度々バーカッターによる線傷、押し傷(クレーター)でお困りではありませんか?
またはバーカッター自体の設定の難しさ
もしくは可動の不安定さによりカッターの取り付け自体を
あきらめている方はいらっしゃいませんか?
そんな皆様に朗報です!!



当社が開発した新・バーカッターですが、第一に刃の部分の角度が変わります。
一体それが何の役に立つのでしょうか?またはどうしてそのような構造にしたのでしょうか?
現在ご使用中のカッターですが、シリンダーの周長(外径寸法)が変わっても当たり目は同じです。
言い換えれば、シリンダーの大きさが異なると当たっている部分が変わるのです。
加工中のカッター傷の多くは、シリンダーを小径から大径に、または反対にした際に発生する場合が多いです。
この理由は上記の通り、上手くバリが取り除けている角度が変わるからなのです。
当社のカッターでは角度可変により、文字通りどんなサイズのシリンダーでも当たり目を一定に保つことができます。


第二に、カッターの刃が平面です。
現行品の刃を側面からご覧になるとR形状になっているのがお分かりになると思います。
これはシリンダー径が変わった際にも何とかバリを取れるようにとの、
ある意味苦し紛れの策なのですが、決して最適な形状ではありません。
特にこのR部分がバリを巻き込みやすく、返って傷の発生を助長しかねません。
またカッターが実際に当たる面積が小さいことから(線当たり)押し付け圧力が集中してしまいます。
これらの問題も石を平面にすることで(巻き込みを防止・面当たりによる圧力分散)解決可能となるのです。


最後にカッター部分が脱着可能です。
既存品を再研磨に出す場合、ユニットごと機械から外さざるを得ません。
と言うことは再研磨後は改めてヘッドに取り付ける必要があるのです。
当たり前の作業になっているかもしれませんが、特にシーター(平行)出しは面倒ではありませんか?
こちらのカッター、ご覧の通りカッター部分だけをドライバー1本ですぐに交換できます。
技術のいる設定は最初の一度だけで済みます。
従いまして交換時に取り外しから再稼働までのアイドルタイムを極限まで減らせます。


ご興味のある方、サンプルを無償で貸出しますので、是非ともご自身の目でご確認ください。
気になるバリが綺麗に消え去る快感を味わってみては如何でしょうか?
※G3ヘッド用もご用意できます。

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