シリンダー研磨機用 砥石脱着ユニット(特許出願中)ご紹介
2012/12/28 09:23






グラビア印刷業界、特に製版の研磨部門に携わっている
皆さんに朗報です!
当社では長年に渡るの研究及び試行錯誤の結果、
いとも簡単に砥石を脱着できるユニットを開発しました。
手前味噌で恐縮ですが、今までのそれとは全く異なる画期的な製品です。
では、何がそんなに凄いのか?
もしご興味があるようでしたら下記の本文もご一読下さい。



まず始めに、現在御社ではどのようにして砥石を研磨機に取り付けて
シリンダーを研磨をしているかご存知ですか?
当該部署に普段あまり縁のない方々のために簡単にご説明します。
研磨用の砥石を接着剤を塗布したプレート(これが機械に装着されます)に貼って
しっかり乾燥するのを待ってから機械に取り付けているのです。
接着剤の代わりに樹脂を熱で溶かして貼り付けている場合もあります。
貼り付けから乾燥までに要する時間、なんと5~10時間!

それでは研磨後に薄くなった砥石をプレートからどうやって外すのか?
これには溶剤を使います。言葉の通り、誰がどう見ても化学薬品ですね。
あまり人体にいい影響はなさそうな気がします…
この溶剤に漬け込んで待つこと半日、ようやく砥石がはがれます。
ちなみに上記の「熱で溶かして~」の方法の場合は同じく熱で再度溶かします。
熱というのは簡易コンロやバーナーを使用するケースが多いようです。
防災面を考えると熱による方法は果たして安心と言えるでしょうか?

もの作りに関わる以上、時間と安全面に加えて忘れてならないのはランニングコスト。
どのような接着方法を用いても毎月かかるものは間違いなく出て行きます。
研磨機の台数が多ければ決して気にかけないで済む金額ではないはずです。

説明が長くなりましたが、そんな環境に当社のユニットの出番です。
まずこちら、取り付けに要する時間5~10分!*「時間」ではなく「分」です。
外す際もほぼ同じ時間があれば大丈夫です。⇒①待ち時間の大幅節約
次に、このユニットは接着剤も溶剤も樹脂も使いません。
六角レンチ1本あれば脱着可能です。しかも半永久的。⇒②ランニングコスト不要
おまけにもう一つ、接着剤で取り付ける場合、乾燥するに従って偏心が起こることがあります。
また、平行がしっかり出ていないケースもまれにあるのです。
偏心と平行度ははなかなか厄介な代物で、シリンダーの研磨目に悪さをします。
上記ユニット、内外径の両方でしっかり留めます。⇒③同芯度も平行度もしっかり

すでに何社かでは研磨機に実装しての研磨も行い、結果も折り紙つきです。
もし試験的に使って頂けるのであれば喜んで貸出します。
研磨機のメーカーと砥石の内外径を記載したメモをご用意の上、お気軽にお問い合わせ下さい。
機械メーカーを問わず、どの研磨機どの型式にも搭載可能です。
一度お使いになると確かな手ごたえを感じて頂けるはずです。

※ 製品の詳細はこちらからご覧下さい